4月から単為発生や除核といったトレーニングを続けてきた加藤君がついにクローン胚を作製しました!クローン胚の作製手技の獲得にとても時間と努力が必要です。ポリクリなど,通常の講義・実習をこなしながらも,朝早く,夜遅く,実験をしていた成果が表れてきたのだと思います。
私からみると,学部生でクローン技術を習得できることはとてもうらやましいです。クローン胚を作製できても,日常生活には何の役にも立ちません。でも「ひと昔前だったらSFともいえるような技術を自分でもできるんだ」と思えたら,いろいろなことに挑戦できるような気がします。
もちろん,これを実現できたのは,杷野さんが居てくれたからでありますし,先輩の宮崎君の指導があってのことだと思います。そんな背景を含め,クローン胚ができた!という話を聞いたとき,私もうれしく思いました。
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