11月第三週は代謝内分泌系の研究でのバイオプシーがあったり,被験物質の投与が始まったりで実験を進める週でした。また,個人的には実験の合間,先進医工学ブタ研究会や他大学への出張が重なり,しっかりと情報収集もできた週でした。
特に医工学研究会では,アメリカでの異種移植の現状を伺ったり,私たちの先を行く国内他大学の様子を知ることができ,しっかりとお尻を叩かれたととにも,自分たちの課題も見えてきました。
アメリカの大学にご所属の先生から「これまでの20年で40億円,これからの複数年で数十億単位の研究費」という話を聞き,そのスケールの大きさに驚くとともに,私たちとの差を実感しました。また,どこの大学もトランスレーショナル研究や異種移植分野に人員を割いたり,施設を作ったりと,大きなサポートを受けていることが印象的でした。
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