獣医学科6年生の卒業研究発表会がありました。当研究室の宮崎君は,「超音波ガイド下採経腹壁採卵法により採取した卵子を用いた遺伝子改変胚の作製および胎仔の獲得」というタイトルで発表しました。実験を頑張ってきた時間に裏付けられた自信が落ち着いた発表に表れていたように思います。
本気で異種移植や臓器再生を目指し,その基盤技術を構築する試みは容易ではなく,時間もかかります。でも,それができたとき,費やしてきた時間と労力以上に,うれしさを感じるように思います。たとえそれを失敗しても,挑戦したことの価値は残されると感じています。
宮崎君の発表する様子をみて,灌漑深いものがありました。
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