連休が明け,少しずつ新年度が動き出してきました。進行中のプロジェクトもありますが,新たなプロジェクトの相談も出てきています。気が早いように思われるかもしれませんが,そろそろ秋の申請に向けて動かなければならない時期になってきています。
本日,担当する講義でも話をする予定なのですが,幸運の女神には後ろ髪が無いといわれています。幸運の女神がこちらに向かってきたときには前髪をつかめるのですが,去っていくときには掴むことができないということらしいです。同じようなこととして,棚から牡丹餅が落ちてきたときのために皿を用意しておけというような言葉もあります。
このようなことをクランボルツはplaned happenstance theory(計画的偶発理論)と呼び,キャリアデザインにおいて重要であると指摘しています。クランボルツは「キャリアにおいて重要な出来事,ターニングポイントの8割が本人の予測しない偶然の出来事だった」という調査結果から,決して目的に固執せず,偶然を引き寄せる行動をとる必要性を説きました。
続いて,クランボルツはチャンスを招きやすいヒトの行動特性を以下のように挙げています。
好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける
持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力する
楽観性(Optimism):何事もポジティブに考える
柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる
冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する
なるほど!と思うところではありますが,もう1つ「機嫌が良い」を加えたらもっと良いように思います。自分自身,できていませんので反省するばかりではありますが,できないものは仕方ありません。横道にそれました。少しでも楽しく,後悔のない,納得できる1年にしたいと思います。
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