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2/12 胚培養士の先生がお越しでした

 高等研究院に異動してから始めた研究・技術に胚盤胞補完というのがあります。胚盤胞へ他の個体(同種・異種)の内部細胞塊・ES/iPS細胞を入れることでキメラ個体を作製するという技術です。ようやく環境が整備でき,胚操作のトレーニングを進めているところですので,まだ研究をがっつりとはいっていません。

 この一環で,学生の時に胚盤胞補完を実施していたという胚培養士の先生にお越しいただき,デモを実施していただきました。百聞は一見に如かずとはよく言ったもので,実際の操作を見られることで得られることが多々ありました。面白かったです。

 この胚盤胞補完の使い手である先達はずっとずっと先に進んでいます。マウスの体の中でラットの臓器を作ったり,その逆であったりと,挑戦的な研究が進んでいます。そんな人たちとは簡単に渡り合うことはできませんので,私たちの持つ強みとなる領域で挑戦したいと思っています。(ほら吹きと言われそうですが)本気で臓器再生に取り組んでいこう!と思うこの頃です。

 

 
 
 

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