top of page
検索

5/22 実験動物学会で感じたこと

ポートメッセなごやで実験動物学会が開催されました。ブタの研究は少ないのですが,マウスなどにおける発生工学研究の動向を知ることができ,刺激を受けました。また,直接お話したかった先生とも話ができました。こちらもとても有意義でした。

 先行する先生方のご活躍を拝見すると,自分たちがまだまだ足りないことばかりだと気づかされます。といっても,自分たちの良さもあるはずで,どこに集中していくか,またどこに手を付けてはいけないかを考える機会となりました。「NGはうちも同じように」ですね。

 大学や施設からのサポートが厚いラボと同じことはできません。地方の国立大学の状況は厳しく,そんな余裕はありません。たぶんどこも似たり寄ったりの状況です。今の国の状態で期待するほうが間違っているのかもしれません。

 でも,「○○が無いからできない」「△△があればできるのに!」などと言っていても仕方ないです。できるところから進めたいと思います。○○がなければそれを用意できるように,申請書を書くなり,必要な努力をしたら良いと思っています。

 サポートが無いのは仕方ありません。「もしも汝が,〈賢明で協同し行儀正しい明敏な同伴者〉を得たならば,あらゆる危難にうち勝ち,こころ喜び,気をおちつかせて,かれとともに歩め。しかしもしも汝が,〈賢明で協同し行儀正しい明敏な同伴者〉を得ないならば,譬えば王が征服した国を捨て去るようにして,犀の角のようにただ独り歩め。」です。

 

 
 
 

最新記事

すべて表示
12/4 胚操作体験セミナーがありました

不妊治療・補助生殖医療の現場でご活躍されている胚培養士の先生方にお越しいただきまして,現場のお話ならびに実際の胚操作を体験いただくセミナー(体験実習)がありました。応用生物科学部生産環境科学課程からは胚培養士を目指している学生さん,獣医学科からは1年生,3年生の学生さんに参加いただきました。普段,触ることの少ないマニュピレータを触ったり,卵を操作したりしながら,専門の先生から多くを学んでいただけた

 
 
 
12/1 卒業研究発表会がありました

6年生の泉さんの卒業研究発表会がありました。少し緊張していた様子ではありましたが,しっかり発表できたように思います。前提をしっかり話す時間もないので,コアとなるストーリーだけに絞らざるを得ませんでした。分かりやすい発表だったと思います。よく頑張りました!  泉さんには少しだけ休んで,しっかり国家試験モードへ切り替えてもらえたらと思います。研究室では2年とちょっと,バランスをとりながら頑張っていた姿

 
 
 
11/22 名古屋大学との共同研究論文が受理されました

名古屋大学 手の外科の先生方との共同研究論文 Depletion of CD169⁺ Border-Associated Macrophages Induces Parkinson’s disease-Like Behavior. がFront. Neurosci.に受理されました。 名古屋大学の先生方とは,2018年くらいからご一緒しています。10年近く,途切れず共同研究を続けられていることは本

 
 
 

コメント


bottom of page